VEL大幅上昇
こんにちはマルクスです。
今日は先日紹介したVELが10.06%の大幅な上昇となりました。現在、アメリカの証券口座に資金を動かしている最中なので、実際の資産前日比の上昇幅は9.75%でした。このほかにも、こちらも先日紹介したばかりですが、MARAが24.8%の上昇をしていたのも大きく貢献しています。個人的にはMARAのこの上昇幅はある程度予測していたので、想定とそこまで乖離していないという事実に一安心というところです。
どちらかといえばVELのほうが、投機的な要素が少ないと感じているので上昇幅は少ないですが(それでも大幅な上昇ですが・・)うれしい展開となっています。
それでは、VELの上昇の背景を紐解いていきたいと思います。まずは最近勉強しているテクニカルから見ていきましょう。
これは週足チャートです。基本的にファンダメンタルを補完するためにチャートを使用しているので、基本的に月足または週足をメインに確認しています。
チャートの線の使い方等があっているかは正直心配ですが、教科書通りに線を引いています。ちょうど昨日の取引で抵抗線を上抜けた形になってます。テクニカル的には上昇するきっかけがここにあったのかなと思っています。これからの展開としては、しっかりと上昇または留まることができるかが、大切なのかなと思っています。週足ではまだ確認できないですが、昨日は通常よりも出来高も多く、内容としてもよかったと思っています。
次にファンダメンタルの要因です。
今アメリカでは都市部から郊外への移住が多くなっています。在宅勤務が多くなり、都市部への通勤が必要なくなり、家賃の安い物件に引っ越しをする人が増えているからです。
"■ニューヨーカーの多くが3月以降、ニューヨーク近郊及び周辺州へと移住
3月以降、ニューヨーカーの多くが、近郊のロングアイランドやニューヨーク州北部一帯のアップステートニューヨーク、ニュージャージー州、フロリダ州、ペンシルバニア州、コネチカット州、マサチューセッツ州、ワシントン州、メイン州、ロードアイランド州他、周辺州へ移住。アメリカ合衆国郵便公社の調べによると、郵便転送サービスの届出が一番多かったのが、ニューヨーク州の隣州、ニュージャージー州ニューアークやジャージーシティ、次にフロリダ州マイアミ、フォートローダーデール、パームビーチ、続いてフィラデルフィア、コネチカット州ブリッジポート、スタンフォード、ノーウォーク、そしてワシントン州アーリントン、カリフォルニア州ロサンゼルス、ロングビーチ、アナハイム、ボストン州ケンブリッジ、ニュートン、ニューヨーク州キングストンと続く。"https://www.ifs.co.jp/knowledge/kaigai20201223/から引用
ニューヨーク州近郊やニュージャージー州への移住が特に多いようですが、コロナ禍に伴う移住がとても追い風になっていると考えています。なぜかというとVELが保有するポートフォリオの半分以上がそこに集まっているからです。
さらに、ポートフォリオの半分以上が住宅用の賃貸物件なのです。(Invester 1-4,Mixed-Use,Multi-Family)がそれにあたります。これはとても良い傾向ですね。店舗やオフィスの割合が高いと投資対象としては、厳しい状態だったといえるでしょう。都市部から郊外へ移住する動きがさらに加速すれば、収益面がより改善されていくでしょう。