Marx1993の投資記録と仮説と検証のブログ

投資の記録を毎日更新します。仮説と検証を行えるようになりたいです。

ABUSはローリスクスーパーハイリーターンかもしれない

こんにちはマルクスです。

この間からABUSについて触れていますが、個人的にこの銘柄はリターンとリスクを相対的に評価した場合、ローリスク:スーパーハイリーターンな銘柄だと考えています。(10%〜30%のリスクに対してリターンが750%〜のリターンを得られる)

その根拠として、ABUSが保有している特許がCOVID-19 のワクチンを作る際に使用されている可能性がとても高いためです。(実際にMRNAは特許無効の裁判を起こして負けています)

製薬会社の特許事情について知れば知るほど、MRNAが特許を回避しながらそれと同等の技術や、安全性を担保することがどれだけ現実的に難しいのかということが分かりました。普通に考えてもわかるのですが、そんなに簡単に特許を回避して素晴らしい技術を1年程度で作れるなら既に作って金儲けしてますよね。

そんなわけで仮に特許侵害をしていたとして、その場合の企業価値を考えてみたいと思います。

算出の条件はファイザー製のワクチンが1回$19.5で来年13億個(6.5億人分)出荷される。モデルナのワクチンは1回$32〜$37(中央値で計算します)来年10億個(5億人分)出荷されることを想定しています。

私が調べたところによるとファイザーとBNTXは利益、費用を折半するとのことなので、50:50の契約と考えてもいいでしょう。なんならBNTXに譲歩していると思います。

次にBNTXとGenevantです。これを参照してもらうといいと思います。

https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1776985/000119312519241112/d635330dex1017.htm

ここも50:50の契約です。

次にGenevant とABUSの契約です。

Genevant はライセンスに関わる製品の売上1〜4%又はGenevantが受け取る収益の20%を受け取る契約をしています。

これらを計算するとおよそBNTX+ファイザーから得られるライセンスフィーはMAXで$507M

モデルナへのライセンスフィーは決まっていないですが、売上の2%で計算すると$660Mです。

ここから計算するとFCFは低く見積もって$330Mくらいと考える。その半分を配当に回すと1株当たり$1〜$2ではないかと考えます。ここからヘルスケア銘柄の配当はおよそ1〜4%だったので割戻して計算すると1株$108の価格がついてもおかしくないです。もちろんこれは単年なのでここから期待できる収益を上乗せするとそれ以上になります。

予想では$150〜$160程度と思っています。

しかもこれに毎年配当が現在の価格の25〜50%程の配当まで貰える可能性があるのは素晴らしいですね。

 

長々と書いて疲れましたが、この計算はほとんど1日でやってますし、情報が間違えてたらやり直しなので、妄想程度に頭に入れてください(笑)

 

あとこの文章を書いてる時にアストラゼネカがAlexionを買収しました。

ちなみにこのAlexionもABUSのライセンス提供先です。

これについては今日調べます。

なにか分かったらブログ更新します。